市長ダイアリー(令和5年10月)
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知事と市町村長との懇談会(長岡・柏崎ブロック)に出席しました(10月31日)
花角知事が県内を訪問し、近隣の市町村長とテーマに沿って意見交換を行う懇談会が居・食・亭東忠で開催されました。
当市からは「地域医療体制と周産期医療体制の確保」をテーマに取り上げ、今後のまちづくりにおける重要性や市として取り組む決意をご説明しました。
花角知事からは「地域の思いを尊重しながら、地域医療体制の確保などに取り組んでいきたい」とお話をいただきました。
また、出席された自治体からは、原子力防災など地域に共通する話題提供があり、活発に意見を交わしました。
引き続き新潟県や周辺自治体と連携しながら、地域の課題解決に一つひとつ取り組んでまいります。
北信越空手道選手権大会で優勝した選手が訪問してくれました(10月31日)
10月15日に石川県加賀市で行われた第18回北信越小中学生空手道選手権大会に出場した、新潟第一中学校1年生(南小学校卒業)の藤巻紗里奈さんが金メダルを持って訪問してくれました。
藤巻さんは、中学1年生空手女子形で見事優勝し、3月に京都府で行われる全国大会への進出を決めました。
藤巻さんに形の魅力を尋ねたところ、「形の迫力に惹かれた。体だけではなく、顔で表現するところも魅力に感じている。もっと強くなりたい」と話してくれました。
これからも夢を追い続けてがんばってほしいと思います。今後の活躍を期待しています。
西馬音内(にしもない)そばと小千谷そばを楽しむ会に参加しました(10月25日)
小千谷の「へぎそば」が文化庁の100年フードに認定されたことを記念し、昨年から交流が始まった秋田県雄勝郡羽後町のみなさんと「そば」を楽しむ交流イベントが行われました。
秋田県雄勝郡羽後町のご当地そば「西馬音内そば」と小千谷の「へぎそば」には、どちらもつなぎに「布海苔」が使われており、200年以上前からつながりがあったと言われています。食文化を通してこのような歴史を感じるすばらしい事業を開催できたこと、また、新しいつながりができたことを大変嬉しく思います。開催にあたりご尽力くださいました小千谷伝 麺有志の會様、小千谷そばの会様をはじめ、関係者のみなさんに心より感謝申し上げます。
今日の出会いが未来に大きくつながることを願っています。
中越大震災から19年がたちました(10月23日)
小千谷市は10月23日を「中越大震災の日」として制定し、震災の経験と教訓を忘れることなく継承するとともに、市民一人ひとりが防災意識を高め、安心・安全に対する誓いを新たにする日としています。
当日は楽集館駐車場で行われた追悼のつどいに参列し、神戸から分灯した「希望の灯り」に火を灯し、献花を行いました。また、震災が発生した午後5時56分に、犠牲となられた方々に対して黙とうをささげました。
中越大震災から19年がたちました。
当時は全国のみなさんから多大なご支援をいただきました。また、近所の方や見ず知らずの人と協力し、ともに力を合わせて大変な困難を乗り越えてきました。あの時に感じた「感謝の思い」は決して忘れてはいけません。多くの方に支えられ、手を取り合って震災を乗り越えた私たちだからこそ、豊かな故郷をつくることができると思っています。10.23の「絆」をこれからも一緒に紡いでいきましょう。
「中越大震災の日」給食をいただきました(10月23日)
震災を経験していない児童生徒の防災意識向上を目指し、市内小中学校、総合支援学校において「中越大震災の日」給食を実施しました。
市内でも被害の大きかった東山地区にある小学校の児童11名と一緒に、簡単な調理作業でできる「非常においしいカレー」などを、避難したことを想定して、体育館にござを敷いて食べました。
その後、児童3人が犠牲となった塩谷地区にある慰霊碑に献花をしました。
「中越大震災の日」をきっかけとして、いざという時に自分の命は自分で守れるように、日頃から防災意識を高く持つようになってもらいたいと思います。
中越大震災の経験について職員に講義をしました(10月19日)
市職員を対象とした「スキルアップ講座特別編」の講師として、職員に講義をしました。
「中越大震災から始まった、本気で挑戦するまちづくり」と題し、中越大震災の体験や災害ボランティアセンターの活動を通して学んだこと、そしてその経験が現在のまちづくりへつながっていることを話しました。
職員には小千谷市の未来のために当事者意識を忘れず、知恵を出し合って、本気の挑戦をたくさんしていってほしいと思います。
地区別防災訓練が行われました(10月15日)
岩沢地区を対象に、震度6強の地震が発生したことを想定して実施しました。
この訓練は、まもなく19年がたつ中越大震災の教訓をふまえ、災害に強いまちづくりを推進することを目的に開催されています。
さまざまな状況で発生する災害に対し、一人でも多くの方が安全を確保できるよう、日々そなえや訓練を行っていただきたいと思います。
明治大学ファームステイ実習が行われました(10月5日~10月11日)
明治大学農学部の学生19人が小千谷市を訪れ、1週間農家で生活を行いながら、農業や農村生活の実態を学ぶことを目的とするファームステイ実習が行われました。この実習は今年で2回目の開催となります。
実習期間中は天候に左右され、想定していた作業が出来なかったこともあったようですが、閉会式では充実した笑顔を浮かべる学生のみなさんからたくさんの感想をいただき、生の現場でしか学べない「本当の農業」を体験することができたことを感じました。
実習を通して得た出会いや体験を今後の人生に活かしていただくとともに、小千谷市を第二の故郷として、ぜひまた足を運んでいただければと思います。