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魚沼神社神輿(うおぬまじんじゃみこし)
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更新日:2010年7月12日更新
魚沼神社は、もと「上弥彦大明神(かみやひこだいみょうじん)」といわれ、創立年代は明らかではありませんが、奈良時代後期に創建されたとも伝えられる神社で、由緒ある宝物も多く所蔵されており、神輿もその一つです。
この神輿の天井板には、明応四年乙卯四月(1495年)の墨書(ぼくしょ)があり、神輿としては稀(まれ)に見る古いものです。しかし、文化14年(1817年)に大修理を行っており、その際に屋根が当初の様式を失ってしまったことが惜しまれます。
神輿の高さは、約1.8メートル、重さは約150キログラム。四方に鳥居を配置して、高欄(こうらん)でつないでいます。上部には華鬘(けまん)、垂飾幡(すいしょくばん)、神鏡(しんきょう)等が付けられ、屋根の上には鳳凰(ほうおう)の飾りがあります。この神輿は現在でも魚沼神社の祭礼に現役で使われています。
文化財指定日 1972年4月1日
神輿
明応四年の墨書がある天井板
神輿渡りの行事
現在でも祭りで使われています
所在地 | 小千谷市土川2丁目12-22 | 地図 |
アクセス | 関越自動車道小千谷インターから車で2分 |