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沢山神社の大杉
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更新日:2010年7月12日更新
沢山神社は、小千谷市街が見渡せる山本山山頂付近の平坦な場所に位置しています。地元では沢山様(たくさんさま)と呼ばれ、小さなお堂が祀(まつ)られています。大杉は、お堂のすぐ北側に隣接し、神社の目印にもなっています。
沢山の地名の由来については、「昔、塩殿と上片貝と山本の三町内の代表者が、土地の境界を決めようと、山本山を歩きながら論議していたところ、なかなか結論が出ず、塩殿町内の代表者がもうタクサンだといって決めた場所が今の沢山様になった」という話があります。現在でもこの場所が三町内の境界となっていて、お堂の部分は塩殿地内となっています。また、このお堂の本尊は、玉百合姫という蛇で、水の神様として祀られています。
大杉は根元周囲の長さが約8.4メートル、樹高約21メートルを計ります。根元は1本であり、地際から4本が株立ち、北側面はさらに5本に分かれています。樹冠は直径約20メートルと壮大なものです。
文化財指定日 1989年7月20日
写真の中央に見えるのが大杉
沢山神社の大杉