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郡殿(こおりどの)の池

印刷ページ表示 更新日:2010年7月12日更新

郡殿(こおりどの)の池は、西山丘陵の標高約230メートルに位置し、面積はおよそ70アールあります。池は、浮島が発達していることが特徴で、現在約20個が見られますが、ついたり離れたりを繰り返しています。この浮島は、尾瀬や霧ヶ峰の湿原にある浮島とはでき方が異なりますが、浮島上の植物については、共通な種類が多く確認されています。

注目される植物としては、ヤマドリゼンマイ、ミツガシワ、ミカズキグサ、トキソウ、サギソウ等があります。ほかにモウセンゴケ、レンゲツツジ、オオニガナ等数十種が見られます。トンボ類では、エゾイトトンボ、カラカネトンボ(高山系)、マダラナニワトンボ(南方系)等30数種が確認されています。

文化財指定日 2004年3月30日

自然の宝庫郡殿の池の画像郡殿(こおりどの)の池

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