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牛の角突き千秋楽が開催されました(11月4日)
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更新日:2024年11月8日更新
国指定重要無形民俗文化財に登録されている、牛の角突き小千谷場所が千秋楽を迎えました。
小栗山の小千谷闘牛場には約1,000人の観客が訪れ、16番の取組が行われました。
結びの一番は2年前と同じ組み合わせとなりました。2年間経験を積んだ両牛が最も迫力のある取組を見せてくれました。
勢子(せこ)の平澤健光さんは、「20年前の中越大震災でこの闘牛場は大きな被害を受け、その年は千秋楽を開催することができませんでした。中越大震災から当たり前の大切さを学び、そして20年後の今、ここでまた開催できていることに喜びを感じています」と話されました。
また、千秋楽ではその年に活躍した勢子と角突牛の表彰式が行われます。
今年の最優秀勢子には星野祐太さん、最優秀角突牛には荷頃の権左エ門が選ばれました。
来年は、5月3日(祝日)に初場所を迎えます。
若い牛は綱をつけたまま取組が行われ、「つなっこ」と呼ばれます |
「ヨシター」と威勢のいい掛け声が会場に響き渡っていました |
牛が激しくぶつかるとゴツンと鈍い音が響きます |
勢子長から引き分けの合図が出されると、勢子のみなさんは必死に牛の鼻をつかみに行きます |
面綱(おもづな)をつけて入場する牛もいました |
取組が始まる前に時計回りにお酒と塩を撒き、場内を清めます |
東山小学校の児童による「闘牛の歌」の披露 |
表彰式では笑顔で記念撮影が行われました |