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「魚沼神社阿弥陀堂」の保存修理にあわせて企画展を行っています(~8月31日)

印刷ページ表示 更新日:2021年7月28日更新

国指定重要文化財「魚沼神社阿弥陀堂」保存修理記念企画展~魚沼神社、人々と刻んだ500年の歴史~

国指定重要文化財「魚沼神社阿弥陀堂」の茅葺屋根全面葺替にあわせ、魚沼神社に関わる指定文化財や初公開資料の企画展を、楽集館1階展示室で開催しています。
また、講演会や太太神楽の実演、工事中の阿弥陀堂での現場説明会なども行います。

太太神楽の実演

7月24日、土川有志会のみなさんによるお囃子と、魚沼神社太太神楽保存会のみなさんによる太太神楽の実演が楽集館大ホールで行われました。
この太太神楽は、毎年8月15日、16日に魚沼神社の神楽殿で上演されているもので、地域の小学生から社会人まで幅広い世代が参加し、地域の宝ものとして継承されています。

土川有志会のみなさんの画像
お囃子が披露されました
演奏する子どもたちの画像
土川有志会のみなさん
両鏡舞の画像
手のひらに盆を載せたまま舞う「両鏡舞」
榊舞の画像
二人の巫女による「榊舞(さかきまい)」
蛭子舞の画像
鯛を釣り上げる「蛭子舞(ひるこまい)」
観客の画像
おおぜいの方が見守りました

展示品の解説

太太神楽の実演後、楽集館1階展示室で行われている企画展で、市職員による展示品の解説が行われました。
会場には、県・市指定文化財の古文書や、初公開となる徳川歴代将軍の朱印状、上杉謙信から魚沼神社にあてた書状、樋口兼豊(直江兼続の父)に関する古文書など、貴重な資料が展示されています。
そのほか、数年後には指定文化財になるのではないかと思われるお宝もたくさん展示されているそうです。
担当者は、「お宝が見つかることも重要だが、それを宝としてこれからも残していくという住民の気持ちが大事。太太神楽のように、若手ががんばって継承していることが宝。みなさんもそういう意識を持っていただけると、これからもたくさんの宝を小千谷に残していくことができると思う」と話していました。

展示品を見る来場者の画像
徳川家光から届いた朱印状
市職員の説明を聞く来商社の画像
市職員の説明に熱心に耳を傾けていました
作品の画像
「石見守(いわみのかみ)」の下に書かれている「花押」は、他人がまねできないサインだそうです
写真を見ている女の子たちの画像
太太神楽の写真も展示されています

茅葺工事の現場説明会(第1回目)

国指定重要文化財の魚沼神社阿弥陀堂で、22年ぶりとなる茅葺屋根の全面葺替工事を行っています。
参加者は、阿弥陀堂に組み立てられた足場を上って屋根の構造や工事の説明を聞いたり、茅葺職人による修理の実演を見学したりし、「貴重なものを見ることができてよかった」と話していました。

工事中の阿弥陀堂の画像
葺替工事中の阿弥陀堂
市職員の話を聞いている参加者の画像
市職員の説明を聞く参加者
阿弥陀堂の屋根の画像
足場を上って工事中の屋根を見学しました
説明を受けている画像
屋根の修理の実演が行われました
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