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高齢者の自立支援と重度化防止のための市民公開講座を開催しました(10月24日)

印刷ページ表示 更新日:2023年10月27日更新

高齢者に適切な支援と効果的なサービスを提供することを目的とした地域包括ケア会議の一環として市民会館で開催され、市民や介護事業者など128人が来場しました。

始めに、市内の3つの介護事業所から活動の紹介や介護予防の取組についてお話いただきました。デイサービスセンターみなみでは機能訓練に力を入れており、車いすだった利用者が入所して2か月で杖を使って歩くことができるようになった事例があり、平澤施設長は「施設に入所することがゴールではなく、通過点として利用者が地域での生活を続けられるようにお手伝いしたい」と話されていました。

次に、株式会社アイトラック代表取締役の佐藤孝臣さんより「しあわせこいこい~元気に歩いて『貯筋』『貯筋』~」と題したウェブ講話が行われました。佐藤さんは講話の中で、「高齢化が進むとさまざまな場面で影響が起こるが、大切なのは元気な高齢者を増やしていくこと」と話され、日常生活での生活行為が足腰の筋力向上につながると来場者に語り掛けていました。また、自身の通所事業所の短期予防サービスで利用者の歩行が改善していく様子が動画で紹介されると、短期間で改善していく利用者の姿に来場者は感嘆の声をあげていました。講話後は質問コーナーも設けられ、物事に夢中になると時間の感覚を忘れてしまうという質問者に対し、「やりすぎると過用症候群(過度に身体を動かすことによる筋肉の炎症)が起こる可能性もあるので、アラームを設定したり時間を決めたりするといい」とアドバイスをしていました。

講師の佐藤孝臣さんの画像
講師の佐藤孝臣さん
介護事業所の取組紹介をしている画像
市内の介護事業所による介護予防の取組紹介も行われました
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