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小学生が起業家教育「いきいきゲーム」を体験しました

印刷ページ表示 更新日:2011年10月12日更新

9月22日(木曜日)、塩殿小学校体育館で塩殿小学校と岩沢小学校の5・6年生22人が、起業家教育「いきいきゲーム」を体験しました。

この「いきいきゲーム」は、楽しみながら自然な形で世界経済や社会の仕組みなどを学ぶ体験型シミュレーションゲームです。

まず、会場全体を世界に見立て、3~4人で1つの国を作りました。

ゲームの中では、実際の世界と同様、国によって紙(資源)や道具(技術)、所持金(資金)などが不平等に設定されており、その限りあるものを使ったり、交渉によって交換したりして指定された形(製品)を作り、取引所で換金します。最終的に一番資金を持つ、豊かな国を目指しました。

ゲーム進行中は最低限のルールがあるのみで、あとは全て自分たちで考え、決断・行動しなければならず、「わからないことは何でも聞きに来てください」と伝えて始まったゲームでしたが、途中、戸惑う姿が多く見られました。しかし、「1年後」に設定された2回目のゲームでは、積極的に取り組む姿が見られました。

このゲームは、自分で考え・選択することの大切さを気付かせることやコミュニケーションの難しさを感じ、大切さを考えることなどを最終的な目的として行われています。児童は、ゲーム後に行われた「振り返り」学習の中で、多くの発見をし、後につなげて行くことができるのです。

ゲームの説明を聞く児童の画像
真剣にゲームの説明を聞きます
他のチームと交渉している画像
自分の国に必要なものを探して交渉します
必要なものを交換している画像
交渉成立。必要なものを交換します
作った製品を換金している画像
製品ができたチームは取引所で換金
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