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被爆体験伝承講話会が開催されました

印刷ページ表示 更新日:2016年7月22日更新

7月20日(水曜日)~21日(木曜日)、片貝中学校・小千谷中学校・東小千谷中学校の3校で「被爆体験伝承講話会」が開催されました。
これは、被爆者が高齢化し被爆体験が年々風化していく中で、被爆者の記憶や思いを次世代へ引き継いでいくことを目的としたものです。

講師として、昨年4月から伝承活動をされている三嶋千賀子さんを広島からお招きし、生徒や地域の方々を対象に講話をしていただきました。
三嶋さんは、被爆当時中学生だった笠岡貞江さんの被爆体験について、当時の暮らしや原子爆弾投下時の凄惨な様子、その後の苦難などを交えて語りました。
その中で、当時の様子を想像し心のどこかにとどめ、他を思いやる愛の心を持ち、平和のために自分のできることから行動してほしい、と訴えていました。

講話の後で生徒代表がお礼の言葉を述べ、「原子爆弾のことはよく知らなかったが、想像もつかないほどの多くの人々が亡くなり、本当に悲しいことだと思いました。平和とは何か考え、これからは互いに尊重し合いながら生きていきたい」と話していました。

講師の三嶋千賀子さんの画像
講師の三嶋千賀子さん
講話に耳を傾ける中学生の画像
メモを取りながら真剣に耳を傾けます
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