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吉谷保育園の園児が合鴨と触れ合いました
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更新日:2011年6月10日更新
6月3日(金曜日)、吉谷保育園の園児41人が田んぼに合鴨を放すお手伝いをしました。
四ツ子地内で合鴨農法により米を生産している、渡辺勝正さんの提案で行われたものです。
渡辺さんは合鴨農法を始めて12年になり、今までも園児が田んぼを訪れ見学をすることはあったものの、実際に合鴨と触れ合うのは今回が初めてとのことでした。
園児はまず、田んぼ脇の飼育小屋で合鴨にえさやりをしました。バナナやトマト、キャベツなどを食べる姿に園児は大喜びでした。
えさやりが終わると、渡辺さんの指示で園児が次々に合鴨を抱き上げ、「あったかい!」「ふわふわだ」などと嬉しそうに話しながら田んぼに向かいました。放された約100羽の合鴨は気持ちよさそうに田んぼを進み、そのどんどん小さくなる姿に、園児は一生懸命手を振っていました。
吉谷保育園では定期的に田んぼを訪れ、交流していきたいと話していました。
合鴨が田んぼで泳ぐ様子は、稲に穂が実る前まで、四ツ子の県道小千谷・十日町・津南線の道路沿いの歩道から見ることができます。
- 合鴨農法とは、農薬などを使用せず、田んぼに放した合鴨に雑草や害虫などを駆除させる農法です。合鴨の排泄物が稲の養分となり、また、合鴨が田んぼの中を泳ぎ回ることにより、稲の根を刺激するため、肥料の吸収が良くなり稲穂の成長を促進する効果があります。
えさを食べる合鴨を真剣に見つめます | 「バナナ食べるんだね」「上手だね」 |
「ふわふわ~」楽しそうな声が響いていました | そっと下ろし、田んぼに放しました |
「がんばってね!」と大きく手を振っていました | 歩道から合鴨の姿を見ることができます |