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文化講演会が開催されました
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更新日:2013年4月24日更新
4月14日(日曜日)、城内のグリーンパークで、越後おぢや農業協同組合主催による文化講演会が開催されました。
東京大学の菅豊(すが ゆたか)教授を講師に迎え、「小千谷の地域文化の昔といま-外とのつながりから考える-」と題し、小千谷の伝統文化についての講演がありました。
菅教授は角突き牛「天神」のオーナーでもあり、頻繁に当市を訪れ、小千谷の民俗学の研究をされています。
教授は、絵紙や天神囃子、片貝の煙火、小千谷縮、錦鯉、牛の角突きなどの小千谷の地域文化を例に挙げ、それらは小千谷の中だけで独自に発展したわけではなく、外から大きな影響を受けてきた。そして、それらの文化は今や、外に対して大きな影響を与えている。よって、地域文化を単なる地域の問題としてではなく、「外とのつながり」から考えることが重要であり、小千谷市外に住む小千谷を愛する者は、「外と地域をつなげる」責任と役割があるとおっしゃっていました。
会場に集まった約350人の聴衆は、時折うなづきながら教授の講演に聴き入っていました。
研究成果をもとに講演をする菅教授 | 菅教授のリクエストにより、来場者の方による天神囃子が披露されました |