風しんの追加的対策について

風しんの抗体検査及び予防接種を無料で受けられる期間が延長になりました。

「風しん」って何？

風しんは、発熱や発しんを主な症状とし、咳やくしゃみなどにより人から人へ感染する、感染力の強い疾病です。成人がかかると発熱や発疹の期間が長くなります。
妊娠中の女性が風しんに感染すると、目や耳などに障害が生じる「先天性風しん症候群」の赤ちゃんが生まれる可能性があります。

男性患者増加中

平成30年7月以降、特に関東地方で風しんの患者が増加しており、その多くは30歳代～50歳代の男性です。
このうち、昭和37年4月2日～昭和54年4月1日に生まれた男性は、風しんに係る公的な予防接種が行われていないため、自分が風しんにかかり、家族や周囲の人たちに広げてしまうおそれがあります。

風しん抗体検査で確認しよう！

   抗体検査を受けて、抗体が十分にあるか確認しましょう。

対象となる方に無料クーポン券を発行しています

クーポン券を使って、令和7年2月28日（金曜日）まで風しんの抗体検査と予防接種を、原則無料で受けることができます。
令和6年度のクーポン券は、令和6年5月31日（金曜日）に発送予定で、有効期限は令和7年2月28日（金曜日）です。
令和5年度のクーポン券の有効期限は、令和6年3月31日ですが、令和6年度のクーポン券がお手元に届くまでは、例外的に使用可能となります。

対象

   昭和37年4月2日～昭和54年4月1日に生まれた男性（「風しんの抗体検査実施フロー」でご確認ください）
　※すでにクーポン券を使用して抗体検査・予防接種をされた方を除く。

抗体検査

• 予約が必要です。
• 市から発行されたクーポン券を持参してください。（無料です）
• 事業所検診や市が実施する特定健診の機会に、その場で受けられます。（勤務先や市にお問い合わせください）
• 本事業に参加している全国の医療機関などで受けられます。

抗体検査で風しんの抗体価が低いまたは陰性であると判断された方

• クーポン券を持参のうえ、風しんの予防接種を受けてください。
• 接種は無料で受けられます。

予防接種

• 予約が必要です。
• 使用するワクチンは、麻しん・風しん混合ワクチン（MR)です。
• 本事業に参加している全国の医療機関などで受けられます。

抗体検査・予防接種までの流れ

風しんの追加対策の詳しい情報については、厚生労働省ホームページ「風しんの追加的対策」をご覧ください。

風しんの抗体検査実施フロー