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防災メモ(3)【雪崩(なだれ)に注意】
「雪崩(なだれ)」は雪の季節の非常に危険な災害です
雪崩は、山の斜面などに積もった雪が、急にくずれ落ちる現象で、雪の多い新潟県では、毎年、発生しています。
大きな雪崩が起これば、大きな被害につながる恐れがありますので、十分に注意してください。
雪崩の被害にあわないための心得
心得その1
急な斜面に近づかない!
斜面に雪が積もれば、いつでも起きる危険があります。
心得その2
急な積雪に注意!
新しく積もった雪の層がすべり落ちる、表層雪崩が起こる危険があります。
心得その3
急な気温上昇に注意!
積もった雪がすべてすべり落ちる全層雪崩が起こる危険があります。
雪崩が起きる前兆
斜面に次の写真のような現象があらわれた時には、雪崩の危険があり大変危険です。絶対に近づかないでください。
雪庇(せっぴ)山の尾根からの雪の張り出し 特徴張り出した部分が雪のかたまりとなって斜面に落ちることによって、雪崩につながる危険があります。 | |
巻だれ雪崩防止柵からの雪の張り出し 特徴張り出した部分が、雪のかたまりとなって斜面に落ちることによって、雪崩につながる危険があります。 | |
スノーボール斜面を転がってくるボールのような雪のかたまり 特徴雪庇や巻だれの一部が落ちてきたもので、雪崩につながる危険があります。 | |
斜面が平らになっているもとの地形が分からないほど平らに雪が積もる 特徴きれいな雪景色に見えますが、表層雪崩が起こる危険があります。 | |
雪しわふやけた指先のような、しわ状の雪の模様 特徴積もっていた雪が緩み、少しずつ動き出そうとしている状態。 | |
クラック斜面にひっかきキズが付いたような、雪の裂け目 特徴積もっていた雪が緩み、少しずつ動き出そうとしている状態。 |
雪崩危険箇所
雪崩危険箇所は、過去において雪崩が発生した、または、発生する恐れのある斜面について、雪崩の発生が予想される地点から雪崩が届く範囲内に民家や公共施設、生活道路などがある箇所で、新潟県が調査したものです。
小千谷市内の雪崩危険箇所を示したマップは下記からご覧になれます。
雪崩の前兆を見つけたら
雪崩の前兆を見つけたら、下記に連絡をお願いします。
- 市役所建設課/(電話番号:0258-83-3514)夜間・休日は(電話番号:0258-83-3511)
- 長岡地域振興局小千谷維持管理事務所/電話番号83-0855(夜間・休日兼)
もし、雪崩に遭ったら
もし、雪崩にあってしまったら、落ち着いて安全な場所に離れて「場所」、「被害状況」を下記までお知らせください。
- 警察:110番
- 消防:119番